セーブとロードは配列と関係が深いので、まとめて学ぶほうが効率が良いです。
いきなりセーブとロードは無理なので、まずは配列の基本から学びましょう!
配列には一次元配列から四次元配列までありますが、一番簡単ということで一次元配列を使います。
とりあえず、緑色のコメント以外を入力してみてください!
もし面倒でなければ、緑色のコメントを入力しても構いません。
各配列に何が入っているか分かりやすいですし……。
配列名は何でも良いのですが、プレイヤーのパラメーターの略で PP としています。
パラメーターの数が 5 なので、PP[5] としていますが、もっと増やしたい場合は数値を変えてください。
各配列(パラメーター)に必ず初期値を入れてください!
起動直後に、初期値を表示します。
何かボタンを押すと、レベルアップの結果を表示するのですが、その直前に各配列に数値を入力しています。
当然のことですが、先に数値を入力しなければ、結果を反映できません!
また、何かボタンを押すと、レベルアップが反映されたパラメーターが表示されます。
このように、配列は数値を代入してから表示することで、数値の変化を反映させることができます。
これが配列の基本的な使い方です。
二次元配列~四次元配列も、この基本と同じように使います。
次元が増えるごとに複雑になるので、難しいと感じますけど……。(; ̄▽ ̄)
それでは、いよいよセーブとロードの使い方ですが、まずはヘルプの内容をよく読んでみてください!
すぐに全てを理解できなかったとしても、読んであるとないでは全然違いますから……。
セーブとロードはよく似ていると思ったでしょう。
対になる命令ですから、同じような形式になっています。
チェックファイルはセーブとロードに関係ないと思ったかもしれませんが、初回起動時などセーブファイルがまだ無い状態の時に、「セーブファイルがありません」と表示されてしまうので、チェックファイルを使ってセーブファイルがある時と無い時で分岐するようにしたほうが良いからです。
※プログラムの最後が写っていませんが、@END の後は配列編と同じで、
END
@BWL ~ RETURN のボタン入力待ちループで終わりです。
このサンプルの場合は、セーブファイルがあった時だけスキップするようにしています。
なので、初回起動時は初期値が表示され、レベルアップしてからセーブで終わるようになっています。
セーブした後は、配列に初期値が代入されてもスキップしてロードするので、レベルアップ後のパラメーターが表示されるように変わります。
このように、配列に数値を代入した後、配列をセーブすれば、更新されたセーブファイルが残ります。
そして、次回の起動時にセーブファイルをロードすることで、前回の記録を反映した状態から再開できるようになります。
これが配列とセーブとロードの基本的な使い方です。
配列名やセーブファイル名などは、作品の内容によって変更してください!
今回はRPGのパラメーターでしたが、別の情報をセーブするのも同じ方法で行えます。
このサンプルを応用してみてくださいね!