選択して分岐する方法を学ぶ前に、表示していた文字を消す方法を知っておきましょう!
現在表示中の文字を消すのは、CLS という命令です。
これは全ての文字を消してしまうのですが、とりあえずコレを覚えておいてください。
右の画像のように入力して実行してみると、ボタンを押した直後に文字が消えて終わりますね。
CLS の後に、画像のように入力して実行すると、「こんにちは」が消えた後で、「元気ですか?」と表示されるでしょう。
でも、CLS を消してから実行すると、「こんにちは」が消えずに「元気ですか?」と表示されますね。
そこで今度は、この画像のように入力してみてください!
YボタンとXボタンの記号は、特殊記号入力モードに切り替えれば、見つかります。
入力が済んだら実行してみてください!
この画像のように表示されるでしょう。
これで選択肢を表示できるようになりますね♪
この後の入力をする前に、文字のサイズを 32 から 16 に変更してください。
TSCREEN 16,32 → TSCREEN 16,16
選択された後の表示は別々の内容になるので、この画像のように2つのラベルを使って分岐させます。
たくさん入力する必要がありますけど、初心者ガイドで学んだ事や、ここまでに初心者講座で学んだ事を覚えていれば、きっと分かるはずです!
もし分からない部分があるなら、初心者ガイドを復習したり、初心者講座を復習したりしてください。
プログラムを実行して、「はい」を選択した場合は、この画像のように表示されるでしょう。
プログラムを実行して、「いいえ」を選択した場合は、この画像のように表示されるでしょう。
これは選択して分岐するプログラムの別パターンです。
これを実行してみれば分かりますが、先ほどのプログラムと全く同じ結果になります。
どちらのプログラムでも正しくて、どちらが良いというわけでもありません。
このように、プログラムの書き方には複数のパターンが存在するというのを知っておいてほしくて、別パターンも見せることにしました。
ここまでの初心者講座を理解できていれば、選択肢で分岐するノベルゲームを作ることができるようになっています。
ただ、それは選択肢で常に分岐していく形式のゲームになってしまうので、同じルートを通る形式のゲームを作るには、さらにフラグの管理も必要になります…。
そういう訳で、次回はフラグの管理について学ぶことにしましょう!
上のプログラム例でも使用していましたが、B〇という変数に各 BUTTON 関数を代入しておくことで、IF ~ THEN …という条件文の判定を B〇という変数だけにすることができます♪
本来なら、IF BUTTON(0,#B_LUP,1) THEN と入力する所を、
IF BU THEN というように簡略化できるのです!
ちなみに、各ボタンの ID はヘルプを見れば確認できますし、機能 ID は右の画像を見れば確認できます。
必要なボタンの分だけ変数を用意して判定をすれば、スッキリと見やすいプログラムにできますよ♪(*´ω`*)