第3話『キーボードの使い方』

α先生「それでは、プログラミングをするために必要なことを学んでいくのだけど、まず先にキーボードの使い方から説明するわね!」

フチネ三世「ボタンがたくさんあって何が何だか分からんもんな…。」

α先生「そうね。プログラミング以前に、キーボードの操作を覚えないとね!」

フチネ三世「そうだな…。」

α先生「まず最初の状態だと『DIRECTモード』になっているから、左下のEDITというボタンで『EDITモード』に切り替えるの。」

フチネ三世「DIRECTモードとEDITモード?」

α先生「英語の意味で覚えるよりも、EDITモードでプログラムを作って、DIRECTモードで実際に動かしてみる…と覚えたほうが良いわ!」

フチネ三世「なるほど!とりあえず作る時はEDITモードか♪」

α先生「それで、EDITモードにはSLOTが4つあるのだけど、基本的には一番左のSLOT 0を使うの。」

フチネ三世「SLOTって何だ?」

α先生「プログラムを入力するためのページみたいな枠組みで、プチコンにはSLOT 0~3の4つが用意されているの♪」

フチネ三世「ふ~ん……SLOTの1~3は何のためにあるんだ?」

α先生「いろいろな使い方があるのだけど、参考にするプログラムを入れておいて見たり、部分的なプログラムを入れて試したり、予備的な入力をするのが一般的ね。」

フチネ三世「何だか難しそうだな…。」

α先生「最初のうちは、SLOT 0だけを使うので十分よ♪ あとで必要になったら、その時に復習してね!」

フチネ三世「分かった!まずはSLOT 0に入力しよう。」

For Smile BASIC users
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プチコン3号ユーザー用
プチコン3号ユーザー用

α先生「それで、プログラミングを始めたばかりの人が必ず覚えておくべきボタンが右上右下にあるの!」

フチネ三世「何だと!」

α先生「右上の2つのボタンと右下の4つのボタンは、今後に何度も使うことになるわ!」

フチネ三世「何か分からなかったら、ヘルプを押せば良いということか♪」

α先生「そうね♪ それぞれのボタンを覚えておき、常に使う感じね。 セレクトを押してから十字キーで範囲を選んでコピー&ペーストは便利よ♪」

フチネ三世「ほうほう♪」


For Smile BASIC users
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プチコン3号ユーザー用
プチコン3号ユーザー用

α先生「コピーじゃなくて移動させたい場合は、範囲を選んでからシフトキーを押してカット&ペーストのほうを使うの。」

フチネ三世「シフトキーを使う所がポイントだな!」

α先生「コピーした後に消すのでも同じ結果になるけれど、手間がかからない分だけカットを使うほうがラクね♪」

フチネ三世「これらの技を知っていれば、同じ形式の命令を何回も入力しないで済むな♪」


For Smile BASIC users
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プチコン3号ユーザー用
プチコン3号ユーザー用

α先生「ついでだから説明しておくけど、プログラム全体を一気に選択する方法もあるわ!」

フチネ三世「そーなのかー?」

α先生「 L ボタンまたは R ボタンを押しながらスライドパッドを使うことで、全体を選択できるのよ! また、スライドパッドのみを使った場合は、一画面分の選択になるわ。」

フチネ三世「まだすぐには使う必要が無さそうだが、使えば便利なのは間違いないな♪」

α先生「今回の話は、実際にプログラムを入力するようになってから必要になることが多いのだけど、キーボードの説明をするついでに話しておいたの。」

フチネ三世「まあ、知っておいて損は無いな…。ヘルプボタンは常に使いそうだし…。」


For Smile BASIC users
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プチコン3号ユーザー用
プチコン3号ユーザー用

α先生「あとは、文字を消すためのボタンと、入力する文字の切り替えボタンについてだけど、それぞれの位置と意味を覚えておいてね!」

フチネ三世「BS(バックスペース)には文字が無いんだな…。でも、それ以外は見た目で分かるな♪」

α先生「SHIFTキーを押すと、アルファベットは小文字に変わり、カナは濁点などに変わるわ!」

フチネ三世「いろんなボタンで切り替える必要があるのか…。」



※英語(欧州)版Smile BASICユーザー用画像の英文と、日本版プチコン3号ユーザー用画像の日本語文は、同じような内容になっていますが、直訳したものではありません!

 限られた文字数で表現するため、少し異なる意味の文になっている場合がありますので、ご注意ください。m(_ _)m


α先生「まだ他にもボタンはあるのだけど、最初に全部を覚えるのは大変だから、とりあえずはこのくらいを覚えておけば大丈夫だと思うの。」

フチネ三世「そうだな……これだけでも大変だし…。」

α先生「……(不安)。」

フチネ三世「そう心配すんな! 忘れたら復習すれば良いんだから♪」

α先生「忘れる前提なのね…。」

次回へつづく……。(←第4話へ)