第20話『変数と計算』

フチネ三世「今回は変数の計算だっけ?」

α先生「以前(第 9 回)に変数の基礎を学んだでしょ? 今回はそれの応用よ!」

フチネ三世「…………。(:レ)」

α先生「まさか、覚えていないの?(;´Д`)」

フチネ三世「そんなこと…あるわけないジャマイカ…。」(震え声)

α先生「……いつも復習しているんじゃないの?」

フチネ三世「そ…その通りだ…。」(白目)

For Smile BASIC users
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プチコン3号ユーザー用
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α先生「まぁ、この問題を解いてみて! 変数は計算式でも表せるという例が、上の計算よ。」

フチネ三世「の記号が × で、の記号が ÷ だっけ?」

α先生「そうよ。 だから、A*1 は A×1 で、A/1 は A÷1 ね。」

フチネ三世「じゃあ、A+4*3-2/1 は 12 か?」

α先生「ファイナルアンサー?」

フチネ三世「違うのか?(;´Д`)」

α先生「計算は合っているわよ♪ でも、変数 A の値は 12 じゃないわ!」

フチネ三世「何だと!|д゚)」


α先生「だって、計算の結果を A に代入していないじゃない! A=A+4*3-2/1 だったら、A=12 になるけどね。」

フチネ三世「ダマされたーっ!(/・ω・)/」

α先生「別に、ダマしたわけじゃないから…。 大事なのは、『変数は計算式にできるけど、代入しなければ中身は変化しない』ということよ!」

フチネ三世「そうか…『変数の中身を変えたければ、代入するのを忘れるな!』ってことか…。」

α先生「そういうこと! それが変数と計算の関係よ♪」

フチネ三世「だから、変数の計算じゃなく、変数と計算か!」

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プチコン3号ユーザー用
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α先生「それじゃあ、もう一問ね!」

フチネ三世「今度の問題は…、毎回代入されているから、45 だな!」

α先生「ファイナルアンサー?」

フチネ三世「おう! ファイナルアンサー♪」

α先生「正解よ♪ それぞれの計算式で A の数値が変化していることに注意すれば、間違えないでしょ。」

フチネ三世「さすがに、何度も間違えないぜ!」



※英語(欧州)版Smile BASICユーザー用画像の英文と、日本版プチコン3号ユーザー用画像の日本語文は、同じような内容になっていますが、直訳したものではありません!

 限られた文字数で表現するため、少し異なる意味の文になっている場合がありますので、ご注意ください。m(_ _)m


α先生「そうやって、変数を計算式で表したり、変数の中身を代入して変えたりできるようになれば、数値で直接プログラミングをするより便利になるわよ♪」

フチネ三世「プログラムを修正する時も、少ない修正で済むってことだな♪」

α先生「そういうこと!」

フチネ三世「これで、ようやく繰り返しの簡略化ができるのか?」

α先生「それは次回でね!」

フチネ三世「また次回まで待つのか…(´・ω・`)。」

α先生「すぐに次回になるけどね…。」

次回へつづく……。(←第21話へ)