フチネ三世「漢字を入力できるようになったのは良いが……小さくて読みづらいな…(´・ω・`)」
α先生「まぁ、標準の大きさだと読みづらいわよねー。」
フチネ三世「文字を大きくするには、どうしたら良いんだ?」
α先生「文字を大きくするには、2つの方法があるのよ!」
フチネ三世「ウキッ?! 2つもあるのか?」
α先生「1つ目は、WIDTH 16 という命令を使うのよ! 2倍の大きさにしかできないのだけど、それを使った後の文字はずっと大きくなるの。」
フチネ三世「大きさを戻したい時は?」
α先生「WIDTH 8 と入力すれば、元の大きさに戻るわ。」
フチネ三世「これは簡単だな♪」
α先生「2つ目は、GPUTCHR という命令を使うのよ! こちらは2倍よりも大きい文字にできるの。」
フチネ三世「何だか難しそうな命令だな…(´-ω-`)。」
α先生「ヘルプの説明に書いてあるけど、こちらはコンソールじゃなくて、グラフィックの文字なのよ。」
フチネ三世「ん? どういうこと?(・フ・)ノ」
α先生「X 座標と Y 座標の数値を見て! コンソールなら 50×30 なのに、400×240 になっているでしょ?」
フチネ三世「あっ!|д゚) ホントだ。 グラフィックのサイズだな!」
α先生「だから、その文字を消す場合は、CLS じゃなくて GCLS なのよ!」
フチネ三世「WIDTH 16 で書いた文字とは違うんだな…。」
α先生「その代わりに、タイトル画面の文字を作る時などに役立つのよ♪」
フチネ三世「ウキッ? どういうことだ?」
α先生「6倍とかの大きな文字を描いてプログラムを終了すると、グラフィック面に文字が残っているでしょ?」
フチネ三世「そうだな…。」
α先生「その文字をお絵かきツールで加工すれば、簡単にタイトルの文字を作れるわよ♪」
フチネ三世「おおっ! そりゃ良いな♪」
α先生「プチコンクエストというタイトルを例にしてみると、まず一番上が6倍に拡大して表示しただけの文字ね。」
フチネ三世「何だかガタガタで欠けた文字になっているな…。」
α先生「二番目の文字は、そのガタガタを補って修正したの。 三番目の文字は、それに厚みを付けたのよ♪」
フチネ三世「だんだんカッコ良くなっているな♪」
α先生「更に、トを剣の持つ部分にして、剣を描いたのが四番目ね。 そして、剣の周りに炎を描いたのが五番目よ♪」
フチネ三世「そこまですると立派なタイトル文字という感じだな♪」
α先生「あとは、背景やキャラクターなどを追加して、選択肢のプログラムを入力すれば、タイトル画面ができるわ!」
フチネ三世「それはどうするんだ?」
α先生「それは次回ね!」
フチネ三世「何だ…今回じゃないのか…。」
α先生「今回は大きな文字の入力方法だからね……ということで、次回はタイトル画面の作り方よ!」
フチネ三世「次回予告とは、珍しい終わり方だな…。」
α先生「たまには良いんじゃない?」
次回へつづく……。(←第16話へ)