α先生「今度は、スプライトをスライドパッドで動かせるようにしましょう!」
フチネ三世「おおっ♪ ついに、スライドパッドでも操作できるようになるのか!」
α先生「まずは、このように入力してみて! これまでに覚えたことを忘れていなければ、分かることが多いはずよ…。」
フチネ三世「新しいこともあるから、これを見ただけでは分からんぞ…。SPD という変数名は初めて見たぞ。」
α先生「下の計算式で使う移動スピードを表す変数よ! SPEED を略して SPD ね!別の変数名でも良いけど、分かりやすい名前にすると良いわ。」
フチネ三世「STICK OUT SX,SY でスライドパッドの情報を取得って何だ?」
α先生「その命令でスライドパッドがどのように動いたか?をチェックするのよ! その結果をすぐ下の計算式で、X 座標と Y 座標に変えるの。」
フチネ三世「X 軸は数値を + するのに、Y 軸は数値を - するんだな…。」
α先生「STICK のヘルプを見ると書いてあるけど、スライドパッドではそういう仕組みになっているのよ…。」
フチネ三世「そうなのか…。」
α先生「SPD によって移動スピードが変わるから、もっと速くしたければ SPD に代入する数値を大きくすれば良いわ。」
フチネ三世「あまり速くなり過ぎても困るがな…。」
α先生「それ以外の部分は、十字キーの時と同じだから分かるでしょ?」
フチネ三世「も…もちろんだ!」(震え声)
α先生「……。」(不安)
フチネ三世「大丈夫だ。 続けてくれ!」
α先生「それじゃあ、次はこのプログラムだけど、さっきの続きに入力するなら、END の代わりに WAIT 60 にしてね! END が残っていると、続かずに終了しちゃうから…。」
フチネ三世「前回と同じようにするんだな。 勇者のスプライトで向きを変えるというパターンか?」
α先生「ちゃんと覚えていたのね♪ スライドパッドを動かすと、それぞれの方向を向くようになっているでしょ?」
※英語(欧州)版Smile BASICユーザー用画像の英文と、日本版プチコン3号ユーザー用画像の日本語文は、同じような内容になっていますが、直訳したものではありません!
限られた文字数で表現するため、少し異なる意味の文になっている場合がありますので、ご注意ください。m(_ _)m
フチネ三世「十字キーの時と違って、判定式がわけ分からんぞ…orz。」
α先生「STICK OUT で調べた SX と SY の数値を比べて、四方向を判定しているの。 && は両方の条件を満たすという場合ね!」
フチネ三世「ふ~ん……とりあえずそう入力すれば良いってことか。」
α先生「細かいことは分からなくても、こうしておけば向きを変えられるということね♪」
フチネ三世「そうだな…。」
α先生「まだ他にも知るべきことはあるのだけど、最初に全部を覚えるのは大変だから、とりあえずはこのくらいを覚えておけば大丈夫だと思うの。」
フチネ三世「そうだな……これだけでも大変だし…。」
α先生「……(不安)。」
フチネ三世「そう心配すんな! 忘れたら復習すれば良いんだから♪」
α先生「忘れる前提なのね…。」
次回へつづく……。(←第12話へ)