α先生「今回はSP(スプライトキャラクター)のアニメーションに関する命令ね!」
フチネ三世「おおっ!ついに、キャラクターをアニメーション付きで操作できるのか…♪」
α先生「まだ操作するというよりアニメーションの表示方法が中心だけどね…。」
フチネ三世「どうしたら良いんだ?」
α先生「まずはこのように入力してみて! 緑色のコメントは入力しなくて良いからね…。」
フチネ三世「アニメ対象に+を付けると、現在値からの相対座標になる…って、どういうことだ?」
α先生「実際に実行してみれば分かると思うから、"XY"と"XY+"の両方のパターンを続けて入力して試してみてね!」
フチネ三世「アッ!|д゚) +が付いているかいないかで移動する距離が違う!」
※英語(欧州)版Smile BASICユーザー用画像の英文と、日本版プチコン3号ユーザー用画像の日本語文は、同じような内容になっていますが、直訳したものではありません!
限られた文字数で表現するため、少し異なる意味の文になっている場合がありますので、ご注意ください。m(_ _)m
α先生「つまり、一回目の X 座標と二回目の X 座標で、現在の位置からどのくらいの距離を動くかの差が出るのよ! どんな動きにしたいかで+を付けるか付けないかを決めるの。」
フチネ三世「そうなのか……また後でゆっくり考えよう。 それじゃあ、時間に-を付けると、線形補間をする…っていうのは?」
α先生「それは以前に一度説明しているんだけど…。」
フチネ三世「記憶にございません…。」
α先生「どこかの無能な人みたいなセリフね…(´-ω-`)。 そんなに記憶力が無くて、よく重要な役目を任されているという感じよね…(/・ω・)/。」(呆れ)
フチネ三世「まぁ、オレの場合はサルだから、そいつらとは違うがな…。」
α先生「それも、実際に実行してみれば分かると思うから、120 と -120 の両方のパターンを続けて入力して試してみてね!」
フチネ三世「オッ!|д゚) -が付いているかいないかでワープしているみたいになるな!」
α先生「つまり、-が付いているほうは文字通り、線の形を補って表示してくれるのよ♪ これも、どんな動きにしたいかで-を付けるか付けないかを決めるの。」
フチネ三世「そうなのか……それも、また後でゆっくり考えよう。 作りたい作品によって、どちらが適しているか変わるからな…。」
α先生「そうね……ここでは、とりあえず違いが分かっていれば良いと思うわ♪」
フチネ三世「それじゃあ、"R"の回転角度が-だと左回転になる…というのは?」
α先生「それも実際に実行してみるのが分かりやすいから、R=360 と R=-360 の両方のパターンを続けて入力して試してみてね!」
フチネ三世「フム…… 360 の時は右回転で、-360 の時は逆の左回転か!」
α先生「だから、どちらの回転を使いたいかで、-を付けるかどうか決めるのよ。」
フチネ三世「なるほどな♪ それで、ループ回数が 0 だと無限ループになるのか?」
α先生「同じアニメーションをずっと繰り返すようにしたい場合は、ループ回数を 0 にすれば良いのよ。」
フチネ三世「フーン……各命令の後に WAIT があるのは何でだ?」
α先生「それは WAIT を消して実行してみれば分かると思うけど、SPANIM はアニメが終了するまで待たずに次へ進んじゃうのよ…。」
フチネ三世「…ということは、同時に複数のアニメを実行したいなら、WAIT をその後に入れれば良いのか!」
α先生「そういうことね。 今回の例では各アニメを別々に見せるために、WAIT で止めているけど、本来は複数のアニメを同時に動かすことが多いから、WAIT はまとめて止めるのに使うだけね。」
フチネ三世「歩行アニメ(足踏み)をしながら移動アニメをするという感じだな♪」
α先生「ちなみに、各アニメの組み合わせについては、自分自身で研究してみてね!」
フチネ三世「そうだな…。 どんな作品にするかで変わるからな。」
α先生「SPANIM の使い方を忘れたら、今回の内容を復習してね!」
フチネ三世「おう! 早速復習するか…。」
α先生「…………。」(呆然)
フチネ三世「マイケル冗談だ♪」
α先生「…………(本当に冗談なのかしら…)。」
次回へつづく……。(←第23話へ)