第22話『スプライトのアニメーション』

α先生「今回はSP(スプライトキャラクター)のアニメーションに関する命令ね!」

フチネ三世「おおっ!ついに、キャラクターをアニメーション付きで操作できるのか…♪」

α先生「まだ操作するというよりアニメーションの表示方法が中心だけどね…。」

フチネ三世「どうしたら良いんだ?」

For Smile BASIC users
For Smile BASIC users
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プチコン3号ユーザー用
プチコン3号ユーザー用

α先生「まずはこのように入力してみて! 緑色のコメントは入力しなくて良いからね…。」

 

フチネ三世「アニメ対象を付けると、現在値からの相対座標になる…って、どういうことだ?」

 

α先生「実際に実行してみれば分かると思うから、"XY""XY+"の両方のパターンを続けて入力して試してみてね!」

 

フチネ三世「アッ!|д゚) が付いているかいないかで移動する距離が違う!」


※英語(欧州)版Smile BASICユーザー用画像の英文と、日本版プチコン3号ユーザー用画像の日本語文は、同じような内容になっていますが、直訳したものではありません!

 限られた文字数で表現するため、少し異なる意味の文になっている場合がありますので、ご注意ください。m(_ _)m


 

α先生「つまり、一回目の X 座標と二回目の X 座標で、現在の位置からどのくらいの距離を動くかの差が出るのよ! どんな動きにしたいかでを付けるか付けないかを決めるの。」

 

フチネ三世「そうなのか……また後でゆっくり考えよう。 それじゃあ、時間にを付けると、線形補間をする…っていうのは?」

 

α先生「それは以前に一度説明しているんだけど…。」

フチネ三世「記憶にございません…。」

α先生「どこかの無能な人みたいなセリフね…(´-ω-`)。 そんなに記憶力が無くて、よく重要な役目を任されているという感じよね…(/・ω・)/。」(呆れ)

フチネ三世「まぁ、オレの場合はサルだから、そいつらとは違うがな…。」

α先生「それも、実際に実行してみれば分かると思うから、120-120 の両方のパターンを続けて入力して試してみてね!」

フチネ三世「オッ!|д゚) が付いているかいないかでワープしているみたいになるな!」

α先生「つまり、が付いているほうは文字通り、線の形を補って表示してくれるのよ♪ これも、どんな動きにしたいかでを付けるか付けないかを決めるの。」

フチネ三世「そうなのか……それも、また後でゆっくり考えよう。 作りたい作品によって、どちらが適しているか変わるからな…。」

α先生「そうね……ここでは、とりあえず違いが分かっていれば良いと思うわ♪」

フチネ三世「それじゃあ、"R"回転角度だと左回転になる…というのは?」

α先生「それも実際に実行してみるのが分かりやすいから、R=360 と R=-360 の両方のパターンを続けて入力して試してみてね!」

フチネ三世「フム…… 360 の時は右回転で、-360 の時は逆の左回転か!」

α先生「だから、どちらの回転を使いたいかで、を付けるかどうか決めるのよ。」

フチネ三世「なるほどな♪ それで、ループ回数が 0 だと無限ループになるのか?」

α先生「同じアニメーションをずっと繰り返すようにしたい場合は、ループ回数0 にすれば良いのよ。」

フチネ三世「フーン……各命令の後に WAIT があるのは何でだ?」

α先生「それは WAIT を消して実行してみれば分かると思うけど、SPANIMアニメが終了するまで待たずに次へ進んじゃうのよ…。」

フチネ三世「…ということは、同時に複数のアニメを実行したいなら、WAIT をその後に入れれば良いのか!」

α先生「そういうことね。 今回の例では各アニメを別々に見せるために、WAIT で止めているけど、本来は複数のアニメを同時に動かすことが多いから、WAIT はまとめて止めるのに使うだけね。」

フチネ三世「歩行アニメ(足踏み)をしながら移動アニメをするという感じだな♪」

α先生「ちなみに、各アニメの組み合わせについては、自分自身で研究してみてね!」

フチネ三世「そうだな…。 どんな作品にするかで変わるからな。」

α先生「SPANIM の使い方を忘れたら、今回の内容を復習してね!」

フチネ三世「おう! 早速復習するか…。」

α先生「…………。」(呆然)

フチネ三世「マイケル冗談だ♪」

α先生「…………(本当に冗談なのかしら…)。」

次回へつづく……。(←第23話へ)